野球は戦略のゲーム。高校野球の監督にこそ、読んで欲しい!最高に面白い野球マンガ「ラストイニング」☆

こんばんは、あたやんです!

 

もう、12月も折り返し地点にやってきました。

結構、寒くなってきましたね…。

さて、Kindle50%OFF!日経BP社キャンペーン」は本日最終日となっております!!

atayan-30.hatenablog.com

 

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で、今回は久しぶりに、マンガをご紹介したいと思います。

それは「ラストイニング」というマンガです。 

表紙や題名を見れば分かる通り、これは野球のマンガです。

また以前、同じ題名の小説も流行りましたよね…。

ラスト・イニング (角川文庫)
 

 

さて、野球のマンガと言えば、「ドカベン」や「MAJOR」、「Dreams」などが有名ですが、いままでの野球マンガとは違った視点で読むことができるのが「ラストイニング」の大きな魅力です。

 

たとえば、この「ラストイニング」は例に漏れず、甲子園を目指す高校野球マンガではあるのですが、「視点が監督である」ということです。

多くの「ドカベン」をはじめとする野球マンガでは、選手が主人公なので、どうしても選手目線の物語になりがちです。ただ、それはそれでプレイヤーの選手たちが読む分には、面白くて良質なエンターテイメントになっていると思います。

しかし甲子園を目指しているのは、選手と同様に、どの高校野球の監督も同じです。もしかしたら選手以上に、その気持ちが強いかもしれません。

 

そこでようやく、とことん知識を仕入れたい監督にとって、うってつけの野球マンガが誕生したと言えます。

 

もちろん、この「ラストイニング」は監督目線で甲子園出場を果たしている、ある意味で理想的な物語ですが、マンガであることには変わりありません

 

ただ、内容がフィクションだろうがノンフィクションだろうが、甲子園を目指すのが簡単ではないことは、僕も高校野球経験者ですので、重々承知の上です。

 

…が、何も新しい知識を入れず、昔ながらのやり方を変えない監督よりは、こういうマンガも読んで勉強した監督の下で日々を過ごす野球部の方が、強くなるはずだと思うのは僕だけでしょうか?

 

そして、この「ラストイニング」の肝だと個人的に思ったのは、選手たちが自ら考えて動く、という点です。

この点は、高校野球の監督が理想としていることではないでしょうか?

選手たちが自分の手を離れて、自分の考えで行動してくれる」ことほど、監督冥利に尽きることはないかもしれません。

 

また最近では、「指示待ち人間」なんてビジネスの場でも言われるようになっていますが、そういうタイプの人間がどうすれば思い通りに動いてくれるのか、ということも読んでいくうちに分かってくるかもしれませんね。

 

ラストイニング」は全部で44巻もありますので、多く感じるかもしれません。ただ、ほとんどが野球の試合ですので、あっという間に読み終わります。

また、「ラストイニング」は戦略的な要素も垣間見れますので、数ある野球マンガの中でも、圧倒的に面白く読めるはずですよ。

 

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ちなみに、新刊で出たばかりの「荒ぶる季節の乙女どもよ。(3)」。

 「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」で有名な岡田麿里の原作で面白く、絵本奈央氏の作画も素敵なのでオススメです!

 

では、また〜!